包装材による情報伝達

消費者が求める情報に関しては、多岐にわたります。

まずは商品内容が適正に示されている必要があります。違法表示、誇大表示の類は堅く禁じられています。また、食品であれば、どのように調理すれば良いのか、電子レンジの使い方、生産者関連情報、メーカーの情報等も欠かせません。さらに、表示の仕方に関しても、消費者が見易いようなあり方が望まれます。文字の大きさやイラストは、一目でその商品の本質を理解できるかどうかに大きく関わります。禁止事項、警告情報がある場合は、消費者の目に留まるようにアピールしなければなりません。

その他、障害者のための表示方法に気を付けたり、クレームの連絡先を表示したりすることも重要です。

最近では、包装材にバーコードや各種コードを掲載することで、流通が促進されるようになっています。

特に国際的な取引の場では、流通が滞らないようなシステムが重要ポイントとなります。積み下ろしといった工程で即座に識別できるような表示方法は、流通を大いに助けます。言語も多言語であった方が便利ですし、検疫の情報や安全規格が記載されていると、従業する人も安心して携わることが出来ます。

包装材の最も重要な役割とも言えるのが、流通過程で商品を保護することです。流通過程とは、一般的に、生産者、代理店、小売店といった経路を意味します。商品を保護するという意味では、万一に備えて保険が入っていることもあります。この場合は、包装のあり方が、保険の支払いに大きく関係することになります。

包装材がきちんと商品を保護できているかどうかは、消費者の購買意欲にも影響します。ですからメーカーの商品計画、販促活動において、包装材の選択は重要な位置を占めています。