油の容器

油というのは、食用油はもちろんのこと、油を使った菓子類も含まれる油脂が酸化され、いわゆる変敗臭が生じてしまいます。

油脂の酸化という現象は、光線によって起こります。中でも紫外線は酸化を著しく促進させます。では太陽光だけに気を付ければよいかと言えば、実はそうではありません。

人工的な光である蛍光灯にも気を配らなければならないのです。蛍光灯の光は近紫外線に当たり、食品にも大きな影響を与えます。一般に光線の波長は、食品の酸化に与える影響の度合いと深く関わっています。結論から言えば、4500~5500オングストロームの波長をもつ光を食品から遠ざける必要があるのです。

この光は黄色、橙色に当たるため、それを遮断できるような包装容器が求められるのです。ですから包装の資材メーカーは包装容器に着色フィルムを付けるわけですが、効果的なフィルムは赤褐色に限られます。