食品の変質を招く酸素などの外的要因対策
2022-07-08
食品の変質を招く原因はいろいろ分かってきていますが、中でも微生物とともに防ぐことが難しいものに環境に存在している様々な要素が挙げられます。環境に存在する要素としてまず挙げられるのが、大気中に存在する酸素で食品に含まれる各種物質と化学反応を起こし、食品に変質をもたらしています。
また、さんさんと降りそそぐ太陽から発せられる紫外線も、食品には変質の要素の一つとなっており、包装にはこの紫外線を遮断する対策が必要とされる食品があります。
さらに、外気に存在する湿気(水分)も乾燥食品には大敵で、昔から使用されよく知られているのが乾燥剤の使用であり、いまでも効果的な対策として使われています。
乾燥剤を使用したお馴染みの食品としては、日常の食卓に欠かせない茶葉や海苔などが挙げられ、包装内部を水分3%以下となるよう密封し流通に流されていると言われています。